初心者講座
ヘビ編

いま、一番人気のヘビってなんですか?
現在、最も人気のあるヘビを挙げると、小型のナミヘビの仲間ではコーンスネークやキングスネークが挙げられます。これらのヘビは飼育がしやすく、豊富なカラーバリエーションを楽しめるため、多くの方に愛されています。
また、少し大きめのニシキヘビをお探しの場合には、ボールパイソンがおすすめです。その美しい見た目と穏やかな性格から、非常に高い人気を誇っています。


ボールパイソンってなんですか?
ボールパイソンは、アフリカの熱帯地域を原産とする小型のニシキヘビです。 近年では、特にアメリカでのブリーディングが活発に行われており、モルフと呼ばれる多彩で美しい品種が数多く生み出され、人気を集めています。


飼育にあたって用意するものは?一式そろえるといくらくらいかかりますか?
ヘビの飼育に必要なものは、飼育ケージ、シェルター、水入れ、そして保温用のプレートヒーター(夏場を除く)などです。他のペットに比べて、ヘビの飼育では必要な器材がそれほど多くありません。
ヘビのサイズによって必要な設備や費用は異なりますが、例えばナミヘビのベビーサイズであれば、約5,000円程度で基本的なセットを揃えて飼育を始めることができます。


何を食べるの? いくらくらいかかりますか?
ヘビの代表的な種類は、すべてそのサイズに応じたマウスだけで飼育できます。
例えば、ナミヘビの仔ヘビの場合、100円程度のピンクマウスを週に2回与えると、月々の餌代は約1,000円ほどになります。


どれぐらいの頻度でエサを与えればよいのですか?
エサを与える頻度は、ヘビの成長段階に応じて変わります。幼い個体には小さなエサを頻繁に、成長した個体には大きめのエサを少ない頻度で与えるのが基本です。
例えば、その年に生まれたヘビであれば週に2~3回、2歳以上の成体なら1週間から10日に1回程度で十分です。


かまれるのが怖いです・・・。
噛まれるのが不安な場合は、大人しい性格の種類を選ぶのが安心です。また、ヘビには個体差があるため、購入前にお店のスタッフに相談して、迎え入れたい個体の性格について聞いてみましょう。
特に気性の荒い種類を選ばない限り、噛まれる心配はほとんどありませんが、無理に触ろうとするとヘビが嫌がることもあります。飼育者がヘビの扱い方やハンドリングに慣れることも大切です。


旅行で家を空けてしまうのですが・・・。
1週間程度の旅行であれば、ヘビは絶食に強いので特別な準備は必要ありません。ただし、飲み水が切れないように注意し、普段より少し大きめの水入れを用意しておくと安心です。
それ以上の長期間家を空ける場合は、家族や信頼できる友人に世話を頼むか、爬虫類対応のペットホテルやペットシッターに依頼する方法も検討してください。

トカゲ編

いま、一番人気のトカゲってなんですか?
フトアゴヒゲトカゲは、ペットとして圧倒的な人気を誇るトカゲです。適度なサイズ感や穏やかな性格、スタイリッシュな見た目、美しい体色、そして愛らしい表情など、魅力が満載です。
また、専用のハーネスを使えば肩に乗せて一緒に出かけることも可能な種類ですが、場所を選ぶことをお忘れなく。


飼育にあたって用意するものは? 一式そろえるといくらくらいかかりますか?
ケージやヒーター、ライトなど、冬の季節も考慮した飼育設備一式を揃えるのに、約30,000円程度あれば十分です。
もし飼育を始めるのが夏場であれば、さらに安価な設備でスタートすることも可能です。


何を食べるの? いくらくらいかかりますか?
雑食性のトカゲであるため、コオロギなどの昆虫を中心に、野菜や専用の配合飼料も食べることができます。
ベビーサイズの時期は動物性のエサを多めに与え、成長するにつれて植物性のエサの割合を増やすと良いでしょう。
コストの目安としては、全長30cm程度の亜成体の場合、コオロギや野菜の費用を合わせて月に2,000~3,000円程度です。


どれぐらいの頻度でエサを与えればよいのですか?
この種類は活発で食欲旺盛です。成長の早いベビー期には、ほぼ毎日エサを与える必要がありますが、大人サイズに成長した個体であれば、1日おき程度の給餌でも問題ありません。


かまれるのが怖いです・・・。
嫌がる触り方を避けることは基本ですが、このトカゲは非常に穏やかな性格で、大抵のことには寛容なので安心してください。頻繁に触れ合うことで、飼育者も触り方やハンドリングに慣れていくことができます。


旅行で家を空けてしまうのですが・・・。
2~3日程度の旅行であれば、大人サイズのトカゲは絶食に比較的強いため、飲み水を切らさないようにしておけば問題ありません。
ただし、より長期間家を空ける場合や、トカゲがまだ幼い場合は、信頼できる家族や友人に世話を頼むか、爬虫類対応のペットホテルやペットシッターに依頼するのが良いでしょう。
