見て・触れて・買える。
東北最大級の爬虫類イベント!

Menu

                   仙台レプタイルズワールド(センレプ)

仙台レプタイルズワールドでの一部生体の販売自粛のお願い2

更新日2025/10/01

輸出国での捕獲や取引の合法性・持続可能性に疑いのある
一部生体の取り扱い自粛のお願い

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。本日は表題のお願いについて、仙台レプタイルズワールドにご出品・関係する皆様に連絡させていただきます。

本年(令和7年)11月24日-12月5日「ワシントン条約第20回締約国会議(CITES COP20)」が開催されます。今回の条約付属書改正でも新たに多くの爬虫類や両生類についての改正、追加が検討されます。
そのような折ですが、日本国内で開催されている即売イベントにおける生体の取り扱い状況を、保護団体の報告や、独自の調査により確認したところ、一部種類生体において野生由来、繁殖由来表記が正しく記載されず販売されていることや、出所不明の個体が販売されていることが確認できました。
仙台レプタイルズワールド実行員会としては、持続可能な野生爬虫類・両生類の国内での利用を推進、維持するため、この状況に危機感を抱いており、仙台レプタイルズワールドの出品者様、関係者様に対し、 即売イベント等で該当する一部生体の取り扱いの自粛をお願いして参ります。
つきましては、下記のとおり要点をまとめましたので、ご配慮を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

出所に疑義のあるコバルトツリーモニター(アオホソオオトカゲ)の販売自粛と、
繁殖個体販売時の適切な販売内容記載をお願いします。

コバルトツリーモニター(アオホソオオトカゲ)はインドネシア固有種で、インドネシアでは国内法で繁殖個体のみ輸出が認められ、野生個体の輸出は認められていません。ところが、日本への輸入時は繁殖個体として輸入されているものの一部が、野生個体として説明・販売されていることが確認されました。
コバルトツリーモニター(アオホソオオトカゲ)はワシントン条約付属書Ⅰに追加されていることが検討されており、そのような状況の中で野生個体の販売・取り扱いや、適切な販売記載内容でないものが販売・取り扱いされることはあってはならいことです。ナゴヤレプタイルズワールド実行委員会としてはこれまでも開催時などに折に触れ、出所に疑義のある個体の販売・取り扱いは自粛、繁殖個体販売時の適切な販売内容記載をお願いして参りましたが、ここにあらためて強く野生個体、出所に疑義のある個体の販売・取り扱いについては禁止をいたします。また、輸入および国内繁殖CB個体についても販売時の適切な販売内容記載をお願いします。
正しく輸入された個体が、正しく流通することで今回のCITESⅠへの追加が再検討されることも十分ありえますし、なにより持続的な国際取引を目指すことになり、規制を最低限にした継続的な商取引も可能になります。
ひいては仙台レプタイルズワールドを含めた爬虫類のイベントが正しく永続的に開催できることにもつながります。関係の皆様にはご理解、ご協力をお願いいたします。

※尚、当該の自粛のお願いは野生由来のもの及び出所不明の生体を対象とし、国内CB 個体および、合法性に疑義の無い輸入CB個体は該当しません。
※また、こちらもあらためてのお願いにはなりますが、よりよい形でのイベント開催、ご購入いただくお客様に安心のために、そのほかの爬虫類などについても仕入れ・販売時の正確な由来の確認と表示をよろしくお願いいたします。